高倉総合計画事務所

 

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Scene011 歯抜けの商店街(2005/01/13)

地方都市の商店街活性化のために、郊外にあった公営の文化施設を駅前の商店街に移設させようという計画を手伝った。しかし、計画は途中でストップしたまま、いまだに動かない。

 

東京の都心部でも商店街の未来はほとんど絶望できである。まして完全に自動車社会になってしまっている地方都市の駅前商店街に活性化の特効薬などあるはずもなく、衰退を指をこまねいて見ているしかないといわれる。

しかし、商店街の現状は歯抜けになっていて、やる気のあるお店 、元気のあるお店までがシャッターを閉めた店に引きづられてその精気を吸い取られしまっている。せめて、元気のあるお店だけでも集まって少しでも活気のある空間を商店街の一角に作れれば、地域社会に対する影響も商店街に対する効果も少しは期待できように。商売を続ける気もないが、土地を手放すつもりもない、手放したくても買い手・借り手が見つからない。そんな状況が歯抜けの商店街をますます増やしていく。建築はそれに対していかにも無力だと思い知らされる。

 

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